身体から革命を起こす

欽ちゃんではない・・・
甲野善紀氏、武術を基盤とした身体技法の実践研究家。

合理的な身体の動かし方や古武術などについて、数々の著書がある
参加者を集めての実演・解説講座が開かれているが
数年前にNHKが取材した番組を見て、気になっていた人物

陸上やバスケット・格闘技などのスポーツ界や、介護の世界でも
その術理を取り入れようとしているのは、雑誌などでなんとなく知っていた

昔の日本人は戦場や仕事、農作業など、
生きていくうえで無駄のない動きが必要だった・・・
日本人の骨格や筋肉にあった、合理的な身体の使い方を見直し
いかに現代に活かせるかを、絶えず研究している


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文明開化により、なにかと欧米を真似ることの多かった明治時代
歩き方にしても、後ろ足をけってイチニッイチニッと
前に進む軍隊式行進を取り入れたことによって
足と反対側の手をふる現在のスタイルが身に付いた

それまでは、着物の文化であり、能や狂言に見られる動きのように
膝を曲げスリスリとすり足気味で歩いたり走ったり

阿波踊りや、日本舞踊、歌舞伎などになごりが見られる
右足が前のときは右手が、左足が前のときは左足を前に出す
昔のたけし(。。ビートきよしは今どこに?)のギャグのような「なんば

江戸時代の人はこんな歩き方だった!というような本を読んで
勘違いしていたが
本来、武士はすぐ抜けるよう刀の近くに両手を置く
商人・職人や農民は荷物や道具をもつ
そんなこんなで、手がふさがっていることが多かったらしい・・・

手ぶらのときは、懐や帯に手をさしこんだり、袖の中に手をしまいこんだり
とにかく、大手をふって身体をひねったり、ねじったりして
歩く・走るということは、着物を着崩してしまうことでもあり
なかったんでしょうね



無理をすることなく、攻撃をかわしたり、人を動かす動作の解説や
スポーツ選手達の取り組みや、養老猛さんとの対談もある・・・

特に興味深かったのは、ただでさえ大変な介護の現場では
間違った動きで患者を起こしたり、反転させたりすることもあるため
介護する側の身体が壊れるらしい

教わった介護法をかたくなに守るのではなく、固定観念をすて
より合理的なものは取り入れよう!っといった意識改革を推奨している

実践してみて、介護の負担が減るのであれば、
こういった応用が利く、身体技法をもっと早く普及させてほしい・・・





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この記事へのコメント

ミモザ
2006年06月22日 10:27
こんにちは!
(身体から革命を起こす)と言うタイトルが難しいかな~
と読んでいましたら介護のお話まであって・・・
この個所を読んでいると少し分かるような気がしました。
>間違った動きで患者を起こしたり、反転させたりすること
もあるため介護する側の身体が壊れるらしい<
私もこのお話はどこかで聞いた事があります。

U○G○K○R○
2006年06月24日 12:20
こんにちは
本日、日本TVに出演。肩の凝らないスケッチができるかもしれません!
世界一受けたい授業!!武術家の甲野善紀氏が、体を痛めない体の使い方を紹介。現代人が転んですぐに骨折したり、少し階段を上っただけで疲労感に襲われたりするのは、体の使い方が間違っているからだという。------

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