じーっと見つめて心にスケッチ

画像NHK「課外授業 ようこそ先輩」を見た
---先生はアートディレクター長友啓典
長友さんの授業のテーマは「じーっと見つめること」。
見慣れた通学路で見過ごしているもの、
思い出したときに浮かび上がるものをあらためて見て、
考えて、描いてみよう、というもの。

それは、あらゆる情報があふれかえる現代に、

自分にとって本当に必要なもの、大切なものを、

選び出す訓練につながるはず…。




母校の大阪市立常盤小学校の教室(高学年)
これからやることは、視覚言語(ビジュアルランゲージ)
というんだよの説明に、生徒は???な表情

長友流スケッチは、じーっと見つめることにより
通いなれた道でも、普段と全然ちがうものが見えてきて
その空気とか、音、匂いまでも感じ取る・・というもの

①目で見たことを言葉でスケッチ
・床屋さんの古めかしい、ぐるぐる回る看板
 壁につけられカタカタ音がしている
・地面がひびわれて、その向こうに狭い路地
・変わった形の木、後ろの料理学校からクロワッサンのにおい
 という風にメモる

②言葉のスケッチを絵にする
・教室にもどり、メモと記憶を元に下絵を書き起こす
・たくさん取り入れた情報から、必要なものを取捨選択する

③ポスター用紙に書き込む
・下絵を見ながら、色をつけ描く
・へたでもいい、感じたまま描く事が大事
・見たままではなく、どれだけ剥ぎ取って表現できるかが重要
 ここら辺はマチスと同じですね。。



長友さん曰く

物をじーっと見つめることは

記憶の引き出しを増やすこと

大人になったときに、心の豊かな人になれる

引き出しをいっぱい持っていて、心が豊かだと

人に優しくできる、人と親しくできる、友人も作れる



スケッチを通じて、玉石混交の情報社会に巣立っていく子供たちへ
大事なものを選び出す、意識、術を教えるとともに

この言葉には、稀薄で殺伐とした人間関係に陥らない心を養いなさいとの
メッセージが込められているように思えた

子供たちの描いたポスターは、色とりどり、のびのび、はれやか、おおらか
感性みなぎる絵ばかり

。。。日本の将来はどうなってしまうのか?
   世界に劣る「日本人」の人間力が問題視されているが

こんな絵を書ける子供たちがいれば、大丈夫かなと少し安心できた


最後に長友さんが
「このままで育ってくれよ、という気持ちがものすごくある」
とおっしゃっていた・・・




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この記事へのコメント

ミモザ
2006年04月30日 07:28
お早うございます!
爽やかな1日のスタートですが、朝からいい記事をサンキューです。
私は(課外授業ようこそ先輩)余り見ていませんので、何度も読み返し
いい所は( ..)φメモメモしました。
uogokoroさん用メモを作っていますので、ひと目で分かるようにしています。物をじ~っと見つめる事は余りしませんね。
仰っているように記憶の引き出しを増やす事
何となく分かります、そしてこれからは引き出しを一杯持っていけるようになりたいと思っています。
良いお話有難うございました
uogokoro
2006年05月01日 22:15
こんばんは
これを見て、絵を書いてみたくなりました。
小・中学校での美術の時間、スケッチに出かけ
ずーと友達と遊んでいて
最後10分間で適当に塗りたくって、ごまかしていました。
絵にはうまい下手があるので、許されたのでしょうね・・
反省しています。

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