「SPIRIT」とガッツポーズ

DVDで「SPIRIT」を見た。
中国武術の創始者といわれる実在した武術家、
霍元甲(フォ・ユァンジア)の幼少から、1910年
上海での異種格闘技戦の死闘までを、ジェット・リーが熱演!
一方、ガッツポーズの創始者はガッツ石松といわれている・・・

ジェットリーも43
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凄くかいつまむと・・・幼い頃から、武術家にあこがれ
天津でいちにを争う程に成長したフォ・ユァンジアは
自分の傍若無人な行いが災いし、最も大切なものをなくてしまう
後悔しても悔やみきれず、生きる目的さえも失い放浪

野垂れ死ぬ寸前、助けてくれた人々は
シンプルだが自然とともに、おおらかに暮らしていた
人のやさしさに触れ、自然に教えられ、次第に生気を取り戻していく
そして、最後には中国人民の威信をかけての戦いに挑む

山村での生活は、素朴だが温かみに溢れ
田植えの時には、植える稲の間隔を、人との関わり方に例えて教えられたり・・・

印象的だったのは
農作業の合間、いい風がふいてくると、みんなで手を休め一斉に立ち上がる
眼をつぶり、風のそよぎ(流れ)を身体で感じ楽しむ!(。。。そう見えた)
不思議な光景だったが、ものすごく風流に思えた!

最終的に得たものは、真の武道精神(?)
名声を得るためや怒りにまかせ、むやみに競う事ではなく
おのれに勝つこと、平和(人々)のために持てる力を発揮すること・・・

最後は、ジェット・リーと日本の武道家、中村獅堂との格闘シーン
お得意のワイヤーアクションも使っているが、あざやかすぎてイマイチ

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対戦相手に勝っても、チャンと敬意を払ったり、危険になれば助けたり
武道精神というか、ちゃんと礼儀を払うシーンも所どころに・・・
今では忘れ去られがちだけに、あらためて素晴らしいものだと感じた

ふと 10年ほど前、何かの雑誌で読んだ記事を思い出した

---欧米の陸上やバスケットなどのスポーツ競技において
勝者が敗者をなじるように「ざまあみろ」的言動をともない
ガッツポーズをとったりすることが多くなった----といった内容だったが
そう言われれば、そうだよな!と共感した

現在でも、たしかに柔道やレスリングなどの国際試合において
喜びのあまりガッツポーズに夢中で、握手を求める相手に気づかなかったり
礼を後回しにして、雄たけびパフォーマンスでアピールする場面を目にする

礼に始まり礼におわる! 
ガッツポーズはそのあとタップリやれば良い!
特に礼節を重んじる民族、アジアの選手は模範をしめすべきでは・・・?

「SPIRIT」は古き良き時代の、武術家魂を感じさせてくれる
★★★★☆

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「バレットモンク」(チョウ・ユンファ)
スーパーチベット僧、後継者さがしにニューヨークへ!
ダライラマの後継者探しのよう?
敵をやっとの思いで倒しても、とどめをささず
危険にさらされれば、手を貸し助けようとする
これもアジアのスピリット
★★★☆☆

ついでに
「ソウ2」★☆☆☆☆
(ソウ)は★★★★☆ だっただけに・・・残念!


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